あまりにもすっくと直立していらしたカイコさんを激写。
上蔟したカイコさんは蔟から顔を出してわいわいしていらっしゃる事が良くあるのですが、このカイコさんは物凄く存在感のある立ち姿。この蔟で幼虫のお姿が見えるのがこのカイコさんだけだから、余計に目立ちますよね。カイコさん…!
蔟の区画から上半身を乗り出してゆらゆらしていらっしゃるカイコさんは、まるでチンアナゴ…(※虎の威的なものをお借りした表現)。
プリチーお尻。
ちょっと様子のおかしいカイコさんがいらしたので、また隔離しました。腹脚付近の腰っぽいあたり、カクっとなっているのが分かりますでしょうか。
問題の箇所。
病気というよりは奇形のカイコさんだったようです。体の節が一つ埋め込まれた感じになっているのが分かるかと思いますが、両側の気門の数を数えるとこちら側が一つ多いのです。左右で節の数が違っている子。病気ではなさそうなので、隔離しなくても良かったかなあ。それにしても、奇形のカイコさんなんて初めて。
続々と繭の中に入って行っていて、現在カイコさん幼虫は半分以下になりました。寂しいけれど、これからちょっと忙しい時期なので丁度良いのかも。