7/7に日付が変わったころから4齢のついに4齢のカイコさんが出現。気がつけば成虫の大きさを超えるサイズにまで大きくなっていらっしゃいました。
先代のカイコさんも少ないながらまだご存命です。あまり動かないですが、持ち上げてみると結構元気にバタバタと嫌がる仕草をなさって一安心してみたりして。
と言う事でだいぶん皆様大きくなってきたので、大きい皆様はふたのないところへお引越しです。大きい方々は非休眠卵から孵化した今年生まれの方々で、白白ちゃん(メス)と黒縞ちゃん(オス)のミックスの方と、黄緑さんのお子様達です。思ったより黒縞ちゃん多いなあ。
小さい子ゾーン。3齢終盤の黄緑さんや黒縞ちゃんもいますが、主に休眠卵から孵化した昨年夏~今年の初旬の生まれの方達です。このブログの最初が2014年12月からお世話を開始した錦秋鐘和ですが、あの子達のお子さん方もこの中にいます。
今回の卵ですが、冷蔵庫から出してすぐ保湿をしなかったせいなのか保管状態が悪かったのか、思いのほか孵化率が悪いです。やっぱりちゃんとしないといけないなあと反省しました。
糸に絡まりすぎなのと眠に入っちゃった子が複数いるのと、小さい子がたくさんいるのとでほぐすのを諦めたゾーン(笑)。眠に入っていない子たちは糸に絡まっていても器用に自分で出てこれるようです。繭から出てくる時もこのくらいがんばってくれたらいいのに…。
うまくカイコさんを救出できたパターン。
小さいうちは人工飼料の上が糸まみれになります。そこにフンとカイコさんたちがぞろぞろといらっしゃるので、人の手で移動して頂くのはなかなか大変な作業です。なんとか上手いこと自力で移動して頂く方向に持っていければいいのですが。
しかしふだんはあまり触れないカイコさんたちに合法的に触るチャンスなので、これはこれでという気もします。時間はかかるけど。
※カイコさんを持ち上げたりするのはカイコさんにストレスがかかります。むやみに触らないようにしたほうが絶対にいいです。営繭の頃の死亡率にかなり影響します。