まだお一人だけ、幼虫のままのカイコさんがいらっしゃいます。
食欲もあまりないようで、毎日新しいご飯を用意してちょうど3日分のご飯が写っている状態なんですが、見ての通りであまりかじっているご様子がありません。あまり厚切りにしてしまうと高さがあって食べにくいようなんですが、薄く切ってしまうとすぐ乾燥してしまうので、古いご飯を残して台として使っていただいています。
蔟でぐでっとなさっているカイコさん。
繭から出る途中でお疲れなのかと思いきや、どうも糸に引っかかってしまったようでした。お腹辺りに液体のようなものを抱えていたので「もしやケガ!?」と心配しましたが、繭を開ける時に出したコクナーゼが溜まっていたようです。
産卵も始まりました。
あ、歩きながら産んだんだね。
今は雌雄同じ箱で過ごしていただいているので、産卵しながらオスから逃げようとしてこんな風になるのでは、という気がしています。
壁に産卵する方も。
壁に産み付けるタイプの方は、重なるようにぐちゃぐちゃに産み付けてしまう方が多いような気がします。