やっとカイコさんも私も落ち着いて参りましたので、あらためてかいころく。この10日ほどの様子をダイジェストで。
★8/10(月)
早朝に博物ふぇすてぃばるから帰宅したところ、カイコさんが誕生していました。いやいやいやいや…!今回は卵処分したし!と思ったら、発生源はこちら。蔟に使っていた箱の隅に受精卵かつ非休眠卵はあったようです。ここにあることすら気付いていなかったので点青期も催青期も知らないんだけど、いつお生まれに…。
何箇所かに産卵スポットがあったようで、箱に散らばるカイコさんを集めていたらなぜか自分の服の胸あたりがカイコさんだらけに…。どうやら箱の外側にも卵があって孵化していたようで、箱を抱えた時にくっついていた様子。
カイコさんを集めきった所。
今回はこんなセッティングで、この上に穴を開けたラップをかけて完了。
★8/12(水)
2日がたちましたが、どうにもカイコさんの成長が遅い。
一人だけ白っぽくなった子がいますが、普通ならみんなこのくらいまで大きく白くなっていて良いはず。
よく見たら倒れているようなカイコさんもいて、確認してみるとすごく弱っていたり既に亡くなっていたり。そんな子が既に10数頭もいて、この時期でもここまで弱らせてしまった事が今までなかったので内心とてもパニックで過ごしました。
1齢あたりの死因と言えばやっぱり疑うべきなのは湿度です。じっくり見てみると、保湿用に入れたティッシュの濡れ具合も不十分だし、ごはんも渇き気味。扇風機の風が直接あたる場所に置いていたので、どうもラップが一部めくれて風が当たっていた様子。ごはんも前の子たちの残りだったのでもともとちょっと水分が飛んでるかなと言う感じもあり、急いで全て改善しました。
新しいごはん。夜にはこんな感じで少し大きく育ってくださっているようで一安心。でも弱っている子も多いし、既に亡くなっている子も多く数は半分くらいになってしまいました。
★8/13(木)
改善から1日、弱っていた子の何名かがやはり落命となりましたが、持ち直した子は目に見えて大きくなっていました。この辺りからは安定した成長に。右下の子はもう眠に入っています。
服にくっつく時などの擦れで弱った子もいたかとは思うのですが、この成長具合をみるにやっぱり湿度か…という感じがします。
★8/15(土)
更に2日が経過。2齢の子も増えました。成長の早い子たちは黒縞っぽい様相に。
ここまでの間にも親世代の子が産卵やらなにやらしていたのですが、私のショックが大きく「生まれてくるカイコさんをお育てしなくては!」というモードに入ってしまい卵の処分をしていなかったので、日々新しくカイコさんが誕生しています。とは言え休眠卵も多く、一日数頭ペース。8/21の朝にも1頭お生まれになっていましたが、そろそろ孵化ラッシュもおちついてきました。
長くなってきたので今日はここまで!