台風一過の岡山、日曜午後は暴風雨ですごい音がしておりましたが本日は晴天です。外の草木も結構やられてるみたいなんですけど、桑の木って台風とかどのくらい耐えられるんだろうか。桑さえあれば桑飼育に切り替えたいという願望はあるものの、予期せぬアクシデントで桑が入手できなくなってしまう可能性を思うとちょっと怖い。
私が住んでいるアパートは階下でミモザが大きく育っていて毎年この時期キタキチョウが豊作で楽しみにしているんですけど、この台風で木が折れてしまい本日撤去されていました。今年も結構育っていたしさなぎもまだまだあったのになあ…。
★9月11日
交配種さん。概ね2・3齢かな。
こうして見ると結構おおきさマチマチですね。そして模様はあるけどとても薄い…。
ぼんやりした写真ですが046さん。こちらも2・3齢。
このくらいのサイズだと黒縞さんっぽい雰囲気もあり、黒縞さんを愛する(のに卵をダメにしてしまった)私はついつい「もしかして私の管理ミスでこの子達は046さんではなく黒縞さん…!」とか期待してしまうのですが、よく見ると模様はすでにちゃんと046さんのあの模様の気配を持っていらっしゃるのでした。
いや、046さんも好きなんですけどねw
今回出していた卵はISZAMさん、046さん、ISZAMと046の交配種さんの3種です。ISZAMさんも3名ほど孵化なさっていたのですが、今回はなぜか人口飼料を召し上がって下さらずお亡くなりになってしまいました。卵は多かったのに孵化は3名だし、人口飼料がどうというよりもそもそも弱っていらっしゃったのかもしれない。
品種の一覧などで特徴を見ていると品種によって人口飼料を受け付けるカイコさんの割合が低い場合もあるようなので、人口飼料自体も絶対ではないんですよね。今回については一応一般的に流通しているカイコさんなので人口飼料への適応率も高い方たちなのでは、とは思っているのですが…。
★9月13日
交配種さんはほぼ3齢。
3齢カイコさんが増えるにつれ、突然黒っぽい模様を発現するみなさま。
サイズ的に模様もわかりづらいし、このあたりまでは046さんと交配種さんを同じ箱の端と端で同居状態でお住まいいただいていたので「もしや046さんが混じっちゃった?」とちょっと心配に。
カイコさん、基本的にはご飯のそばから離れないはずなのですが046さんたちはむやみに歩き回るようなところがあるんですよね…。小石丸さんもそんなそぶりがあったり、やっぱり今の普通種よりは原種に近いのでは、という感じ。とは言え縦方向の移動はないので箱の外には出ていらっしゃいません。まあまだ乾燥防止に蓋してるけど。
046さん。こちらも3齢多め。
046さんは交配種さんと違ってみなさま模様具合は揃っておりますね。
★9月14日
交配種さん。昨日よりかなりお体が大きいです。
そして模様もさらにはっきりと!これはISZAMさん由来の模様…!という感じになってきているような。046さんと比べるとISZAMさんのほうがお体の側面まで黒くなっている気がします。あと、茶色部分は046さんより四角っぽい。どうですか。どうですかコレ…!
なお046さん。
こちらはまだぼんやりした模様。ちょっと薄い方もいらっしゃいますね。
★9月17日
交配種さん。
こうなってくるとやっぱりISZAMさんっぽい。色の薄い方も模様がはっきりしなかったISZAMさんに似た出方。先代もそうでしたが、交配種さんはISZAMさんの模様を継いでいらっしゃるご様子ですね。
046さん。
模様が複雑なのと交配種さんより数が多いのもあって、どうにも画面がごちゃごちゃしてしまう…(笑)。なんとなく皆様元気に育っていらっしゃる感を汲み取っていただければと…。
つやつや046さん。眠に入っていらっしゃいます。
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