淡い色味ですが、肉眼で見ると更にカラフル!
黒縞ちゃんとピンク繭ちゃんと黄緑繭さんの蔟です。ピンク繭さん、どちらかというとオレンジ寄りの色味の繭の子だったらしく、あまり発色していない今回は黒縞ちゃんの黄繭と判別が付かず…。入った区画も印なりなんなりで管理して置けばよかったかなあ。中をあけて脱皮殻をみればもしかすると区別できるかも、とは思っていますが、区別しなくてももういいかなあとも。
黄繭種などは桑飼育に比べて人口飼料での飼育は繭色が発色しづらいそうなのですが、黄繭に限らず全体に言えることのようですね。話によると、糸の質なども桑の方が良いのだとか。いいなあ、桑飼育…。
奇形カイコさんも上蔟しました。他の子が使っていた簡易蔟を使ってもらおうとして蔟からはずした繭と蔟を一緒に入れておいたら、蔟を使わずに繭と壁の間で作っちゃってる…。いいんだけど。いいんだけども。
途中で蔟に入れたカイコさんの数と蔟の数があっていないような気がしていたんですが、やっぱり脱走したカイコさんがいらしたご様子で、蔟近辺でいくつか繭が発見されています。
ベッドについている宮棚の奥の方。手前の荷物をどけたら繭が!そして尿とフンが残されていました(笑)。ちなみに上蔟時の尿や羽化後の蛾尿は水拭きですぐ落ちます。
ついでに糸の方も、結構簡単にぺりぺり剥がれます。
以前にツイッターでも掲載したんですが、壁付近に置いていた荷物をどけたら「ベリベリッ」という音が。繭でした。
箱自体にふたをするとフタと蔟の間に糸を掛ける子が出て蓋を開けられなくなるのは間違いないので、脱走を防ぐなら蔟一つ一つに蓋をして出られないようにするしかなさそうなのですが…まあ脱走してもそんなに困る事はないので、まあいいかなと(笑)。