ここ2ヶ月のまとめに時間がかかってしまって既に3ヶ月のまとめになっていますが(笑)ひとまずタイトルはこのままで行きます。
☆1月6日
交配種さんは相変わらず羽化が続いておりまして、こちらは繭から出られなくなっているカイコさんです。糸の巻き具合がゆるい繭が時々あるのですが、このカイコさんもそんな感じ。やっぱりなにかしらの異常のようで、繭から自力では出てきづらい傾向があるように思います。
ツイッターの画質で見えるかしら。チェックしてたら、今回もまた繭から出られないカイコさんがいらっしゃいました。気の毒ではあるけど中でクリクリしてるの可愛い(笑)。出られないのはいろんな要因があるけど、このカイコさんは多分コクナーゼ(糸をほぐす為の液)の量が少なかったんじゃないかな。 pic.twitter.com/LZZqEBYLDl
— 鳩子◆カイコホリックbyBABEL (@babel_eden) 2017年1月10日
ツイッターで掲載した動画。出口でくりくりしていらっしゃるのが見えます。
案の定、背中にハゲ。
繭の中はまだキレイであまり糸も絡まっていなかったので、救出自体は簡単でした。
☆1月7日
いつものセクシーショット。
046さんもじわじわと上蔟になっています。最初の上蔟は1月5日だったかな?
すごく混みあっているゾーン。
お二人が1区画で作っていたのでこのまま玉繭になるかと思いきや、おひとりは早々に抜け出してしまわれました。(玉繭=二人で1つの繭を作るちょっと珍しいケース)
交雑種さんの時にも気になっていた薄っすらピンクの色は046さんにも見られる色でした。あの色は046さん由来だったのかなー。
見づらいですが、横の広い部分にも糸をかけ始めていらしたたので「また贅沢な空間使いを…」と思っていたら、いつの間にやらひとつの区画に収まっていらっしゃいました。足るを知る、えらいです。
この日までに上蔟の046さんはこのくらい。
☆1月10日
そろそろ上蔟もピークの時期。
こちらのカイコさんはいい感じに繭を作っている…と思いきや、いつの間にか繭を抜け出していらっしゃいました。時々見られるケースなのですが、その後はまちまちで普通に蛹化したりお亡くなりになったり。このカイコさんは残念ながらお亡くなりになってしまいました。
☆1月13日
046さんでもやっぱり撮影、セクシーなカイコさんです。
このころにはもうみっちりと繭ができています。右上のあたりなんかそうですが、場所によっては2つみっつ繭が重なっていることも。
☆1月15日
とはいえ、まだ幼虫のお姿のままのカイコさんも一部いらっしゃいます。
ただ、成長の遅いカイコさんと言うことで無事営繭までたどり着いたのはこの時残っていたカイコさんの半数程度。交雑種さんの幼齢期の大量脱落といい、今回は亡くなったなったカイコさんがいつになく多く苦いお世話シーズンとなりました。
046さん。
ピンクのさし色も特徴ですが、全体的に薄っすら模様入りなので印象としてグレーっぽいというか、暗色系のカイコさんです。
よく見てみるとお尻あたりの模様は濃さこそ違うものの、交配種さんの模様と似ているような気もします。私は黒縞さんの黒い縞模様部分のベルベットのような質感がとても好きなのですが、046さんのグレー地の部分模様もドットで描かれた様な不思議な模様で、味わいがあっていいなあと思います。
ちなみに手触りにはさほど違いがなくて、みなさまシルクのようなしっとりすべすべお肌をなさっています。
++++++++++++++++++
長くなってきたのでここで一区切り。また次回!
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
我が家でお世話させて頂いた皆さんの繭やぬけがらのアクセサリー、お世話方法の手引書など販売中です。
→「カイコホリックbyBABEL」
アクセサリー用の品種もそろそろお世話させていただかなくては…と思いつつ、長らく脱線中ですねえ。