カイコホリック

蚕の皆様との愛の日々

カイコさん続々

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3月6日から啓蟄(眠っていた虫が目覚め、春が来るよー!な期間)なのですが、その初日である3月6日に我が家ではカイコさんが再度のご生誕となりました。

昨年お世話させて頂いた小石丸という品種の皆様で、今も我が家にいるカイコさんたちのご兄弟にあたります。通常は生まれた卵はすぐに冷蔵庫に入れて保管して孵化時期を調整するんですが、今回は一部冷蔵せずに室温で置いてあります。

ということでいつお生まれになるかわからない状態だしコントロールもできないので五月雨式にご生誕となっているのですが、室内保存の卵が結構あるので次々お生まれになるカイコさんに「これちょっと危ないのでは…」と思い始めたところです。やっぱり冷蔵しよう…。

 

啓蟄に合わせたような孵化で「さすが、生まれるのにいい時期をわかっていらっしゃるのね!」と感心したりもしたのですが、今の時期ってまだ桑の葉はないと思われるので、食草の芽吹きにあわせてというよりただただ部屋の中が暖かかっただけですね。

この写真は3月10日撮影のもので、本日12日から脱皮が始まっています。先に生まれた方たちは2月生まれで約1ヶ月違いなのですが2齢への脱皮までの日数としては3日ほど早く、やっぱり春だなあとも思います。

 

 

 

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そしてこれも3月10日撮影の2月生まれ小石丸さん。この日から営繭をはじめ、現在は立派な繭が仕上がりつつあります。

 

 

 

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