最近のお世話ではずっと蔟に繭を残したままカイコさんが出ていらっしゃるのを待つことが多かったのですが、折角お休みで時間もあるので今回は久しぶりに収繭してみました。交配種さんは人数が少なかったのでそのままでしたが、そろそろ羽化しそうな046さんのほうは収繭を。
046さんは大体色も似ておられまして、愛らしい卵色の繭です。シルクメイトでは色が出にくいところ、このくらいの色付きにはなっているので桑飼育だとかなり濃い色になるかとは思われるのですが、この卵色かわいくてすき。
エリ×シンジュサンのみなさまも収繭。計15名と思ったより少なめ。上蔟前に途中でお亡くなりになった方も数名いらっしゃるのですが、なんかこの数…ちょっとこう…脱走してそうだなあ…。お住まいの箱と上蔟用の箱を分けていたのですが朝に上蔟用の箱に移動させてそのままお仕事へということも多かったので、ちょっとあやしい。
各お一人だけ繭を開けさせていただきました。
エリのひとはカイコさんよりちょっと横幅があるのかなというところ。翅も面積的に「これはカイコさんより随分大きいな」という感じ。一回り大きくはありますが046さんはちょっと小さめなので、カイコさんとエリのひとで比較すると意外と蛹の大きさはかわらない印象です。
右下はなんと046さん!収繭している間に第1号の羽化となりました。ほっそりしていますがお嬢さんです。
エリのひと、翅もさることながら触角も立派なのが出てきそうで大変たのしみです。
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