年末までの記録です。
☆12月16日
今回も繭を作れないカイコさんが。
交配種さんからはこの1名だけでそのあと蛹化まではできたのですが、残念ながら蛹のままでお亡くなりになってしまいました。
このころにはかなり繭の中に入られるカイコさんもたくさん!
交配種さんの繭は薄い黄色。かなり白に近い色味のものもあります。
☆12月22日
営繭中のカイコさん。うっすらと黒い影。
ついつい見つけると撮影してしまう、カイコさんのセクシーショット。
私以外の人間が見てセクシーに見えるのかは知りません。
☆12月30日
今回はちょっと羽化が遅いかなあと思っていたのですが、めでたくこの日初めての羽化となりました。最初の方の撮影を…と用意をしていたら立て続けにぱたぱたと羽化ラッシュ!
写真で見る限り12日にはもう営繭が始まっていたので、少なくとも最初の営繭から18日は経っています。前回も「ちょっと遅い?」と思ったので、もしかすると蛹化から羽化までに少し時間がかかる方たちなのかも。
錦秋鐘和さんなどいわゆる普通種だと10日~14日くらいで羽化となります。季節柄、エアコンを付けていても少し肌寒いのでそういうのも原因かなあ。ま、ご無事で何よりです。
見つけてドッキリしたのですが、カイコさんの脱皮殻です(笑)。
この交配種さんたち脱皮はご自分でできるのですが、ちょっと時間がかかっているのか写真のようなキレイにすぽんと抜けた脱皮殻が散見されました。上半身は千切れていて、腹脚のあたりから下だけがそのまま残っています。
カイコホリックではカイコさんの抜け殻を樹脂標本のように封入した「カイコさんのぬけがら」アクセサリーを製作しているのですが、通常カイコさんの脱皮殻は皮が柔らかいうちに脱皮が終わるため、このアクセサリーに封入されているように自重でつぶれてぺたんこになっています。
少し角度を変えて。
このぬけがらはもう処分してしまったのですが、このまま樹脂に入れても面白いものになったかもしれないなー。こんな脱皮殻は初めて見ましたが、なぜか交配種さんでは時々見られました。
年末の記録はここまで!
次回やっと2017年に入ります~。
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