カイコホリック

蚕の皆様との愛の日々

かいころく17

カイコさんを残してお出かけしなければならなくなった時の参考にどうぞ、という記事。

 

11/26(孵化30日目)の夜から出発。という事で、少しでもご飯の湿りを保てるようにと出かける直前に準備していきました。おかげでバッタバタなまま外出することに・・・。

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まずは蛹化直前と思われるカイコさんを分け、別のお住まいへ隔離。3日後までまだ待ってくださっていそうなちいさめの皆さんと分けさせていただきました。ちなみに隠し子こと黒縞さんもまだ蛹化せず残ってしまわれたので、こちらも蛹化直前ブースに同居となりました。白い子達は総勢32名です。

3日分持ちそうなご飯を箱の横の方によせてまとめています。いつもより心持ち厚切り。そして、ご飯の上の辺りにだけラップでフタをふんわりと。左の大きい箱はラップ前です。

そして3日後、本日早朝のご様子!

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ご飯足りてた!良かった!ちょっとご飯の場所が遠すぎるかなと思っていたんですが、気付いてくださいました。3日も置いていたわりにはご飯もカピカピにはまだまだという感じで、なかなか良好。

ちなみに左上の紙は眠のカイコさんを移動させておいた名残。箱の反対側で眠に入ってしまわれていたので、さすがに脱皮後ごはんに気付くには遠すぎるかも・・・と移動して頂きました。

 

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フンがもりもり。ごめんなさいねえ。

そもそもこんなにフンを残しておくのも宜しくないし、湿度の高い状態も宜しくないし・・・と病気の子が出やしないかととても心配していたのですが、なんとかみなさん持ちこたえてくださいました。

 

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大きい子ゾーン。黒縞さん、ノーマルさん両方からお一人ずつ蛹化に進んでいらっしゃいました。右の箱の蔟、実は隠し子ちゃんのために用意していたもの。升目が結構余っていたので、使ってくださるかも、と写真のように隣に設置した所、見事に移動して蔟を使ってくださっていました。

 

という事で今回はうまく行きましたが、不在中やっぱり心配だし帰ってすぐに荷物もそのままでカイコさんのお世話をしなくてはならないし、やっぱり不在期間を避けてお育てしたいところです。まあ今回は已む無くということで・・・。