カイコホリック

蚕の皆様との愛の日々

かいころく9

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10頭以上のカイコさんが上蔟なさって大きい子ゾーンの頭数が少なくなったので、ちょっと小さめの箱に移っていただきました。この後も続々と上蔟中。

 

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逃げ出して下の箱との隙間で繭を作ろうとしていたカイコさんを発見。熟蚕になったカイコさんの愛らしさよ…。

 

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まだ上蔟していない5齢カイコさんとの比較。

色も黄色っぽくなりますが、大きさも「かなり縮んだなあ」という感じがします。

 

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この黒縞ちゃんも糸を吐くようにはなっているのですが、まだまだ大きいです。糸を出した分小さくなるんでしょうか。

 

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こちらは小さい子ゾーンから。

なんだか妙に色の濃いカイコさんが爆誕しております。5齢になったばかりのようでシワシワ。これから大きくなられるのですね…。

 

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先ほどの子を含め、このあたりの姫蚕さんたちはこのブログでは初お目見えの黄繭(小)さんです。以前繭の比較で繭だけ登場していた、あの子!

kaikoholic.hateblo.jp

 

地元の博物館の昆虫イベントで配布されていた卵をお育てし、我が家で生まれた卵を一冬保管していた子たちです。この皆さんは錦秋鐘和なんかと同じく4眠5齢で繭を作る子なのですが、繭の小ささに比例して幼虫もあまり大きくなりません。そして黄繭なので幼虫の時から黄色っぽいのが特徴です。

長さだけでなく体もさほど太くならないので、この子達を見るたびに「長虫」という言葉を思い出します。見慣れたカイコさんとはどこか違う雰囲気で、好きな子たちです。どんなカイコさんも好きだけど。